結露というとみなさんはどのような

事を思い浮かべますか?

氷の入りの冷たい水が入ったグラス

があるとします。しばらくすると

グラスのまわりに水滴が発生、付着

する現象。

 

また、窓ガラスの内側に水滴が付着

する現象。

 

上記2点は非常多くの方が思い浮かべる

現象だと思います。

 

そして結露の原因は?となると温度変化

によって発生するので、温度変化を

おさえればよいと考えている方がおられます。

しかし、それは半分正解で、半分

?マークです。

ここに飽和水蒸気曲線があります。

このグラフは1㎥の中に最大で

水蒸気の状態のままでいられる

量を温度別にグラフにしたものです。

横軸が温度、縦軸が水蒸気量です。

代表的な温度別の水蒸気量は下記

のとうりです。

10℃の時 9.3g

15℃の時 12,8g

20℃の時 17.2g

25℃の時 22.8g

30℃の時 30.4g

35℃の時 39.2g

 

グラフCの時 35度の状態で39g

程度の水蒸気量があるとします。

この量は水蒸気でいられるギリギリ

の状態です。

ここで温度がグラフBの25℃まで

下降した場合、25℃の時の飽和水蒸気量

22.8gですから、差のオレンジ枠分の

水蒸気は水分に変化し結露状態になります。

この点で温度差で結露が発生するという事

はまちがいありません。

 

しかし、グラフA 15℃の時水蒸気量12g以下

の時温度は変わらずさらに水蒸気が浸入すると

飽和水蒸気曲線の値との差が結露して水分に

変化します。

 

要約しますと飽和水蒸気曲線の値(水蒸気の状態

でいられる状態)を超えるか、超えないかで結露

するかが決定するという事です。

 

ヒーターなどは温度を上昇させて結露をしにくく

していますが、湿度は高湿度のままで異物侵入や

腐食(錆)の進行を防ぐ事はできません。