おかげ様で結露防止器発売20周年 ご愛顧誠にありがとうございます。
私たちの生きているこの世界は
空気で満たされています。
人間もこの空気がなければ
生きていけません。
この空気はどのような組成で
なりたっているのでしょう。
空気の組成
窒素 78%前後
酸素 20%前後
アルゴン 1%前後
二酸化炭素 0.04%前後
上位4つの成分でほぼ99%を超えて
しまいます。他にもたくさんの成分
がありますが、極わずかな量です。
この成分は乾燥空気の場合であり
この中に水蒸気などが0.5~2%の
範囲で入りこみます。
こうなると100%超えてしまう
と言われそうですが、あくまでも
成分の割合ですのでご了承ください。
上記の水蒸気の混入量により湿度が
高くなったり、低くなったりします。
いかがでしょう?近年話題の二酸化炭素
Co2は空気中では組成成分率では0.04
%程度しかないなど意外だと思います。
また、窒素が約78%前後と多いのも
意外ですよね。
水蒸気と雨粒の粒子の大きさについて
水蒸気の粒子は0.0004μmという非常に細かな大きさです。
雨の粒子は2000㎛です。 両者比較しましても明らかに、
はるかに水蒸気の粒子の大きさは小さいのです。
市販のキャビネットやBOXのIPグレードは54,55,56レベル
が多く、推奨するIP67レベル筐体は高価です。
しかし、IP54,55,56レベルのキャビネットを使用しても
屋外で雨などの侵入は防げても、水蒸気は簡単に侵入します。
キャビネットの水の返し部分につぶれやすく、気密性確保
可能なEPDM製のパッキンを隙間なく全周貼る。
ケーブルの入線口は入念に不乾性パテでてんこ盛りにシール。
上記内容でかなり改善しますし、結露防止器取り付け時必要な
簡便な気密性が確保可能です。
水蒸気の侵入はみなさんの想像以上です。