おかげ様で結露防止器発売20周年 ご愛顧誠にありがとうございます。
♠結露防止器を使用する場合、
装着するBOXには簡便な
気密性が必要です。♠
この簡便な気密性がなければ、
結露防止器の水蒸気排出
効果は激減します。
効果が消滅する事もありえます。
しかし、BOXを閉鎖して
簡便な気密性を確保する事は
さほど難しくはありません。
また、BOXを閉鎖する事は
外部からの湿気、粉塵、排気ガス、
害虫、火山灰、黄砂、花粉
などBOX内に収納している
電子機器に有害な物質の侵入
を防ぐ事ができるのです。
さあBOXを閉鎖して簡便な気密
性を確保しましょう。
注意するのは下記4点のみです。
①ケーブルの入線口の閉鎖について
1番推奨するのはケーブルコネクター
(ケーブルグランド)を使用する事です。
既存の複数ケーブルをパテで処理する場合は
下記のようにケーブル間にパテ材を入念に
入れパテ材の量を多めにしてケーブルが
動いても隙間があかないようにガッチリ
固めて下さい。(必ず不乾性のパテ使用)
1ヶ所から非常に多くのケーブルが入って
いる場合は、下記写真のように小山盛り
にパテ材(不乾性パテ)を盛りつけケーブル
間の隙間にコーキング処理を行って下さい。
②BOX内、外の金属板の継ぎ目部分
がスポット溶接になっていたり、
隙間がありそうな所は透明コーキング
処理をすべてに行って下さい。
③BOX側の水の返し部分(赤のライン全周)
すべてに隙間なくゴムパッキンを貼る。
扉側は標準でゴムパッキン貼られています。
④水抜き穴をパテ(不乾性パテ)で埋めて閉鎖。
以上4点を入念に処理して下記気密性テスター
1kPaまで上がる事を確認して下さい。